1-3月期のGDPが発表された。
日経より。
内閣府が18日発表した1~3月期の国内総生産(GDP)速報値は物価変動の影響を除いた実質の季節調整値で前期比0.4%増、年率換算で1.7%増となった。数字こそ高めだが、うるう年でかさ上げされた分を除くと実勢は0%台半ばの成長にとどまる。

設備投資と個人消費が弱いのが原因だという。

個人消費が弱い理由として、「20年続いたデフレマインドから脱却するには時間がかかる」と言う人がいるが、そうかな、と思う。

デフレマインド、つまり、「お金が大事で節約志向」があるのはそのとおりだけど、「脱却するには時間がかかる」っていうのは違和感がある。

「時間がかかる」という言葉は、「(現状のままでも)やがて時が来れば脱却できる」というニュアンスを含んでいる。このまま時が過ぎデフレが過去のものになったら、人はお金を使うようになるだろうか。

そうは思えない。

個人的にも、前よりお金を使わなくなったと思う。
私の場合は会社をやめたから節約せざるを得ないのだけど(苦笑)、会社に勤めている時でもお金を使わなくなっていた。

なぜか。

理由は簡単だ。将来が不安だからだ。

この先、遅かれ早かれ消費税は上がり続ける。
健康保険、年金も毎年上がる。この先もずっと上がるだろう。
相続税が上がった。他にも新たな税金が増える懸念もある。

それにひきかえ、将来もらえる年金は確実に下がると言われている。
給料は上がらない。ここ数年はアベノミクスで上がったけど、今年は微増で来年からはどうなるかわからない。
銀行預金の金利は下がる一方だ。

書いてても、気分が重くなる・・
支出は確実に増え、収入は確実に減っていく条件があまりにも揃い過ぎている。
ここまでマイナスな情報ばかり突きつけられたら、節約して当然だろう。

対策しなければ、時が過ぎてもデフレマインドから脱却できないと思う。

yun_455
▲ちょっと早いけど。ひまわりは上を向いて咲く。

でも、日本人は頑張るのが好きな民族だと思う。
昔のやり方ではダメだけど、違うやり方なら頑張りたいと思っている人はたくさんいるのではないか。

「頑張れば収入を増やせる」政策ができないものだろうか。

例えば、投資。
リスクはあるけど、投資を学び実践すれば資産を増やすことができますよと、国が啓蒙し、個人を優遇する。

すでにNISAがあるけど、縛りが多すぎて使えない。上限枠を引き上げるとか改善の余地が山ほどある。

『最強通貨ドル時代の投資術』によると、日本の個人の金融資産は1700兆円、運用利回りは0.8%、対し米国は8000兆円、利回りは5.5%だそうだ。米国人の資産は株式と投信が半分近くを占めるらしい。



5.5%と言えば、20年前の利回りだよ!

その昔、「国民所得倍増計画」なるものがあったそうな。リアルで知らないけど。
おかげでみんな豊かになったそうだ。
でも給料が右肩上がりに上がっていく時代は終わった。

給料が上がらないなら、収入源を増やしたらいい。副業もありだと思う。

国は個人が自力で収入を増やせるよう支援してほしい。
いわば、「平成版所得倍増計画」だ。